2013年9月28日土曜日

ベーグルとモンブランとしあわせと。




相変わらずジャンジャカ焼いております。

チョコと抹茶あずぎと黒ゴマと。写真にはおさめてないけれど、イチヂクと栗くるみとプレーンと。


ジャカジャカじゃんじゃ~ん。








数年ぶりに作ったモンブラン。

クリームびよよ~んで恥ずかしいお姿ですが、味はなかなかのもんなのよ。えっへん。








左の子っ!!ひとすぎるーーーっと自分にツッコミを入れながら、、、。いやぁ~これはひどい!



「おいしい」と幸せそうに食べてもらうのは、本当に嬉しいことなのであります。

人と一緒に食卓を囲むのは、本当に幸せなことなのであります。

一緒にわいわい言いながらゴハンを作るのは、本当に楽しいのであります。



そんなことを強く思う今日この頃。


2013年9月23日月曜日

秋分の日は栗仕事。





秋分の日。そんな本日は渋皮栗を大量に仕込みました~。

1つ1つ丁寧に皮を剥いて、何度も茹でてエグ味をのぞいて、また1つ1つ丁寧に筋や硬い薄皮をとって、弱火でコトコト焚いた後は1晩寝かせながら味をふくませて、またコトコト焚いて。

なんとも秋の実りの大切さを感じる作業です。







そしたらね、我が家の食器棚の上は栗だらけに~。

明日はこのコたちで、栗ベーグルや栗パウンドケーキ、あと栗入りチョコブラウニーを作ってみようっと。








他にもいろいろ試作中。山での行動食、チョコナッツば~&ココナッツば~。

ん~あと少しってところ・・・カットする薄さと焼き加減を変えればおいしいはず!








こちらはバナナパウンドケーキ。

ずっと試作を重ねてたんだけど、やっといい感じに焼けた!、、、ような気がする。

あとは、焼き時間を3~5分短くすればいいような。近々レシピUPしようっと。うふふっ。








マフラー!実は去年の冬に編み始めて、ちょっとイヤになって途中でほっぽりだしてたヤツ。

先日、棚の奥からガサゴソ掘り出して再開。


、、、た、たのしい!編みながら幸せを感じるぐらい楽しいもんで、どんどん進む。

あと30cmぐらいで完成予定なのだー。ぐふふふ~。




昨日は身体がものすごーくだるくて、エネルギーがたまってる感じだったのである。

なんだろう?どうしたのかなー?って思ってたんだけど、下の文章を読んでなるほど~。

エネルギーの切り替わる時期だったのね。


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~地球暦さんから引用(HPfacebook)~



秋分」は、春分から180度経過した仲秋の半ばの地点です。

昼と夜の長さが同じになる「秋分」は“暑さ寒さも彼岸まで”と言われるように、
陰と陽の気が切り替わる時です。
ここから夜の方が徐々に長くなっていきます。

一日を一年に例えた時の、「日の入」にあたり、
日が沈み夕暮れの空に思いを馳せる一年で最もドラマチックな季節です。


「秋」は、結果があきらかになる時、そして実りを“飽きる”ほど収穫をする時。
そして潔くあきらめるときでもあり、これから一年の夜を迎えるにあたり、


また新しく日が昇る来年の春分に思いをつなげる時です。



2013年9月21日土曜日

お外デ海ごはん~ライ麦まるパンの卵とハムサンド~




さぁーさぁーー、今日は海で朝ごはんだよ。

昨日焼いたライ麦パンとサンドする具材と、珈琲セットもって海へゴーー!








ほへぇ~静かでやわらかな波打ち際であります。

AM7:00だけど、なかなかイタイ日差しであります。









シンプルに、卵サンドとハムサンド。デザートは柿。

ハムは頂き物なんだけど、しっかりしたお味で美味。豚さんありがとう。


で、ここで重大なミスに気づく・・・ライター忘れたよ~。

そんなワケで珈琲はおあずけ。でもコップはちゃっかり置いておくっていう。うふっ。









こちら茅ヶ崎漁港。釣りです、釣りです。みなさん楽しんでおられます。

左奥前方に小さく小さく見えるのがえぼし岩。その東には江ノ島・三浦半島も見えるよ。

右前方は船乗りたちの船がゆっくり帰ってきているところ。その西には丹沢山地や富士山がぼんやり見えるのであります。



素敵な1日のはじまり はじまり~。

今日はうみぼとおデート~。うふふっ。



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ちょっとメモメモ~

<自家製マヨネーズ>

卵黄・・・1個
菜種油・・・80g
酢・・・15cc
塩、胡椒、ハーブ、黒砂糖・・・適量

カップに上記を入れ、バインブレンダーで攪拌。味を調えて出来上がり。




2013年9月19日木曜日

<2013.9>②白駒池テン場~明治温泉~御射鹿池(と遭難について)


おはようございます。3日目の朝は、秋晴れの清々しいお空です。






白駒池で瞑想。びっくりする程に、指先・足先から自然のエネルギーが伝わってきてジンジンする。

身体と精神の奥の方へと流れ込んでゆく感覚。






割られた薪たち。こんな生活がしたいなぁ。






さぁー遅めの朝ごはん。いやブランチだ~。

日陰に入ると風が冷たくて寒いのだけど、日向だとぽかぽかして心地いい。そんな気候。







お土産にもらったレッドカレーペーストに、オクラ・ズッキーニ・切干大根・ココナッツを入れてクツクツ~。





 

この椅子かわいい。デザートのアイスがかっこよく見える、、、気がする。



その後テントを撤収して下山開始。

が、ここからちょっとした出来事がありまして写真は1枚も撮影せず。

詳細はコチラ(道迷い遭難って)につらつらと書いてるので、もしよければ見てくださいね。



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色々あって、身も心も疲れきってしまった。

とりあえず心を落ち着かせるべく明治温泉へ。たまには贅沢もいいんです。






あの遠くに見える赤い屋根が明治温泉だよ。

バス停「明治温泉入口」から宿まではこんな道をくだっていきます。ゆっくり歩いて10分ぐらい。







部屋はこんな感じ(8帖でしたん)。光が温かいなぁ。







さぁ~温泉!!!沁みるよ。「明治温泉」の由来は、”明らかに治す”なんだそうです。







夕食、夕食。きゃ~豪華!山でのゴハンが質素だった分、感動も倍以上だよ。

なにより美味しいぃーーー。






朝食は7:30からスタート。あぁ~幸せであります。





東山魁夷の「緑響く」で有名な御射鹿池。明治温泉からは徒歩10分ほどだよ。







池のほとりで少し休憩。

御射鹿池は溜め池なのであーる。白駒池のあとで見たから、正直言ってビミョーなのであーる。

AM9:30にチェックアウトして、次に向かう先は・・・。






ワーーーープ!!その後、相方さんと合流して安曇野へ。

1時間だけの渓流釣り、、、初体験のわたしはずっと川の底と戯れておりました。ほほっ。








翌日は日帰りで蝶ヶ岳登山。わぁーい、わぁーい。

こうして一緒に登ることが夢だったから嬉しいよー。たのしいよー。

中央右側に見える少し尖ったヤツが槍ヶ岳~南岳~大キレット越えて北穂~奥穂~前穂、だと思われる。






森を歩いているときは雲に覆われていた空も、森林限界を抜けた途端青空に。

写真をパシャパシャ撮って、ごろ~んと寝転んで、しあわせだなぁ。







その翌日は、おいしいおいしいお蕎麦屋さんへ。

30名ぐらいでいっぱいになる小さいお店なんだけど、開店と同時に満席になるのだ。







こちらは「おまかせ」というコース。盛りだくさん!

どのお料理を食べても心がホッとして、素材の味を大切にしている、そんな優しい味付け。

おなかいっぱいだねーと言いながら、シェアして完食。ごちそうさまでした。



今回山の麓にある山小屋に泊まらせてもらったのだけれど、とっても素敵だったな。

荒削りな感じの木板の床や壁とか、木に囲まれたあの守られている感とか。

そんな色々あった、楽しくちょっと複雑な一週間でした。ありがとう。



日々に感謝。生きていることに感謝。







道迷い遭難って。


道迷い遭難になりかけてご迷惑をおかけするところでした。

登山道からコースアウトした挙句、登山道の痕跡すらない場所へ突き進み、突然現れた湿地に、膝上~太ももあたりまで両足がはまり1人泣きそうになってました。

大きく深呼吸して平常心を取り戻しつつ、日が沈んだときのことを考えてテントを張る場所を探していたとき(この時点で15:30)に、遠くの方から車の音が聞こえてきました。今いる沢沿いと 道路の交差する場所を地図で探し、たぶんここだろうという場所を登ると視界が開け、遠くに道路が。

「助かった」、これが最初に出た言葉。
道路に出たときの、あの安心感は凄まじく、文明のありがたさを強く感じました。
そして自然の怖さも。ぽつんと放り出されたときの自分の無力さも。
行き過ぎたこんな文明なんて、、、と思っていたからバチがあたったのかなとも。


(日にちと迷ったコース)
2013/9/12(木)
冷山歩道の狭霧苑~冷山のコル~渋の湯(麦草峠から渋の湯への下山ルート)
渋辰野館からもう少し北西に進んだ場所から道路へ出ました。


(原因)
ルートについて事前に情報を得ず、地形等も把握していなかった。
マーキング(赤テープや印)があったため正規の登山道と思い込んだ。
下山後のバスまでの時間がギリギリだった。

そのため疑問を感じたが、マーキングがあるから大丈夫と信じて突き進み、
あまり時間に余裕がないからと引き返さなかった。
迷ったときの1番最悪のパターン、沢沿いを下っていったこと。


(これから)
マーキングはあくまでも情報のひとつ、参考程度に。
周囲の地形を確認するとか、登山道の踏み固め具合とか、コンパスで方角を確認するとか、全体を把握した上で総合的に判断。(※わたしのようにマーキングに頼りきっている人がいる場合もあるので、むやみにマーキングをつけて混乱させない)

足元ばかりに気を取られず、周囲を見渡すこと。
振り返ったりして地形や景色をインプット。

時間に余裕を持つ。

山岳保険に入る。
モンベルor日本山岳協会のどちらかにしようかと考え中)

GPSを持つ。(検討中)



なんて色々書いたけれど、少しでも「あれ?おかしい」と感じたら引き返すこと。
元の場所に戻ってもう一度地図を広げて現在地を確認する。
ふらふら~と気を緩めて歩かない。
”自分は大丈夫”なんて、そんな変な自信は持たない。

当たり前のことなのに、それが出来てなかった、、、それが全ての原因なのです。
自分の甘さと、無知と、無謀さのせい。
あぁ~情けない、なさけない!

こんな事をブログに書くのはちょっとな、、、と思ったのですがこうして言葉として整理しないとまた繰り返してしまいそうで。
遭難はもちろん、転落して意識を失ったり、ケガして身動きが取れなくなったり、熊と遭遇してしまったり、単独登山の場合、こういう状況に陥ったときの死の危険度はとても高くなる。
発見が遅れたり、最悪の場合発見されなかったり。
道迷い遭難の場合、3人に1人が亡くなったり行方不明になったりしています。
1人登山のときは特に注意して、このことを肝に銘じて行動しよう。


あぁ~みんなに迷惑掛けず無事に山から出れてよかった。
でもまた山に行きたくなるんだから困ったもんです。
まずは山岳保険。

2013年9月17日火曜日

<2013.9>①渋の湯~白駒池~北横岳(北八ヶ岳エリア)


北八ヶ岳へのんび~り歩きに行ってきましたん。

平日で、しかも北八ヶ岳エリアとあって人がとっても少なく、ゆっくりゆっくり。

が!それが裏目に出て、、、いや自分の無知と無謀さのせいで大きく反省する出来事が。

とりあえず無事に山から出れてよかった。みんなに迷惑かけなくて良かった。


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1日目(9/10) 渋の湯→高見石経由→白駒池キャンプ場泊

2日目(9/11) 白駒池→茶臼岳→縞枯山→北横岳→白駒池ピストン

3日目(9/12) 白駒池→冷山経由→渋の湯下山の筈が・・・→明治温泉泊

4日目~(9/13~) 明治温泉(御射鹿池)→安曇野へ(日帰り蝶ヶ岳登山などなど)




【1日目 渋の湯→高見石経由→白駒池キャンプ場泊】


渋の湯バス停で降りたのは、わたし含め単独3名のみ。

そして白駒池へ向かうのはわたしだけ!?この日は誰とも会わなかったよー。さみしい。







橋を渡った先には、こんなかわいい真っ赤な実をつけた木が、光に照らされながら揺れてたよ。








岩岩ゴロゴロ。めっちゃ岩だ~。延々と続くよ、どこまでも~。

重いザック背負いながら、バランス崩さないよう慎重に慎重に。うひゃひゃ・・・。








振り返ると、歩いてきた岩道。遠くからでも分かるように、大きな赤い目印が書かれています。







ほへ~、やっと岩道を脱出。苔に癒されながら、座り込んで写真パシャパシャ。








このコ、すごい。お腹におっきなシコリが出来てでも一生懸命伸びて、耐え切れなくなって倒れちゃったのかな、、、。

なーんてとっても勝手な、人間の思想を働かせる。







青苔荘にとうちゃーーく!ここで、白駒池テント場(600円)の受付を済ませてテント張ってのんびり。

生憎の曇り空だったけれど、22時頃テントから顔を出すと満天の星空!!幸せだなぁ。






【2日目 白駒池→茶臼岳→縞枯山→北横岳→白駒池ピストン】


翌日7:00に北横岳に向けて出発。荷物が軽いよ、足取り軽すぎるよ、ぐへへっ。







茶臼岳手前の中小場から。きれいだなぁ。







茶臼岳に着くころには青空に!ここで8人グループのお姉さま’sが休憩されておりました。

ししゃもや飴ちゃんや干梅やドライトマトやナッツたちを両手いっぱいに頂いて少しお話し。

こういう時間がパワーになるのだ。素敵な笑顔のお姉さま’s ありがとうございました。






しかーーーし、縞枯山に着くころにはまたまた雲が覆っていましたん。あれは縞枯山山荘だよ。

ここで70歳オーバーのおじさま’s に出会い、戦後日本の経済成長のこと、50年前の北八あたりは酸性雨の影響(かも?)で木が坊主だったこと、森のこと、たくさんお話をしてくれた。

1人のおじさまは73歳なのだけど、「この山行が最後かな~カウントダウンが始まったからな~」って下をむいて足をさすりながら、寂しげにぽつり。


いのちの寿命はどこでどうなるか分からない。

突然その灯が消えるかもしれないし、ゆっくり消えていくかもしれない。消えてしまうその先が見えはじめた時、どんな気持ちなんだろう。

会いたい人に会おうと思う。そして真っ先に頭に浮かんだ人は、父でした。








その後、すれ違う人達や前を歩く人たちと言葉を交わしながら北横岳に到着!!

あっ、これはヒュッテの写真で、ここから10分ほど上がった場所が頂上だよ。

いやぁ~、平日山に来るひと達はみんなのんびりしていて、一緒にいると安心する。素敵なり。







黄色の落ち葉がハラハラリ。山はそろそろ秋ですな。








このこの~。仲良しさんめーーー!







ぴよぴよぴよ。雛鳥さんが登山道に!危ないよ~気づかずに踏まれちゃうよ~。

どうしよう、、、と見ていると、母鳥に促されながら登山道を横切って森の中へ消えてゆきました。ほっ。






「鳥にも虫にも ほとばしる生命の光」。 全ては同じいのち。同等のいのち。









大地も木も植物も水も空も、すべてに魂が宿っていて、すべて同じ生命なんだ。

だから、傲慢な生き方なんかしたくない。そのいのちと会話しながら楽しく生きたい。

きれい事を言ってるかもしれないけれど、でもそう心掛けよう。と強く思うのでしたん。




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<メモメモ>

茅野~麦草峠までのバスは土日祝日運行のみ!
平日は運休なので気をつけてね。
茅野~各登山口間のバスHP
麦草峠~茶臼山の登山道。
前夜雨が降ったせいかグチャグチャ・・・。
滑りやすいのでご注意を。
茶臼山山頂。
ほんの少し開けた山頂で、
視界はあまり良くなかった。
縞枯山山頂。
山頂と気づかず危うく通り過ぎるところでした。
針葉樹に囲まれて、視界はほぼなし。
ここから縞枯山荘まで結構急坂。
急坂&苔むした岩がたくさん。
滑りやすいから注意が必要。
縞枯山荘を越えて20分ほど歩くとピラタスロープウェイ山頂駅。
ロープウェイを使えばラクラク北横岳まで登れちゃうよ。
ここから北横岳山頂まで1時間ちょっとぐらい。
山頂に着くと辺りは真っ白で写真撮らず・・・うぅっ。

白駒池7:30出発⇒北横岳11:10到着(20分休憩)⇒白駒池14:30帰宅