2013年7月29日月曜日

<北鎌倉>石かわ珈琲~ISHIKAWA coffee~




北鎌倉駅から15分ぐらい歩いた場所にある、石かわ珈琲さん。

お店はこの階段を上がったところにあります。






14:30頃に伺ったら満席だったので、お店の前の椅子で待つことに。

ちょっと、、、いや、だいーぶ写りこんでしまってますが。ほほっ。







店内はカウンター3席ぐらいと、テーブル席3つ。

光が射し込む大きな大きな窓から、木々たちが顔をのぞかせます。







アイス珈琲とチーズケーキ。どちらもめっちゃ美味しいよーーー。うんま。







お試しセット(3種類入り)を購入してみましたん。







次々ひっきりなしに訪れるお客さん。

ご近所だったら絶対わたしも通ってしまうなぁ、、、だって美味しいんだもーん。



【石かわ珈琲】
北鎌倉の谷戸に建つ築40数年の民家をリノベーションした、
ペシャルティコーヒーのロースタリー&小さなカフェ

住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内明月谷197-52
営業時間:11:00~18:00(11~2月は17:00まで)
定休日:木・金曜日
アクセス:JR横須賀線・北鎌倉駅 徒歩15分
ホームページ:http://www.ishikawa-coffee.com/


2013年7月27日土曜日

<2013.7月>八ヶ岳縦走(本沢温泉~天狗岳~稲子湯)後編

来月からプー(太郎)さんになるのですが、そんな昨日は送別会を開いてもらいました。

みんな優しくて、温かな人たち。感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとう、ありがとう。



そして、大好きで大切な人がお別れのフラを踊ってくれた。

全身全霊、想いを込めて。

表情、指の先、、、全身から伝わってくる想い。



今も脳裏に焼きついていて、目を閉じるとその姿や想いが伝わってくるの。

一生いっしょう忘れることはないと思う。

本当にありがとう。

心から、心の底から感謝を込めて、ありがとう。




****************************************************


少しトーンが変わるのですが、八ヶ岳後編です!(前編はコチラ


3日目はあいにくの曇り空、後の雨。そいでもって稜線は霧&暴風。

そんな訳で、稜線には出ず森の中を歩くことに。

赤岳鉱泉出発→オーレン小屋→夏沢峠→本沢温泉へ。 




本沢温泉。と言えば露天風呂!でもでも入る勇気がありませんでしたー。






山小屋の下駄箱、なんかかっこいいなぁ。








この先が野天風呂。こんな絶景を眺めながらの温泉、、、あぁ~たまらん。

おじさま2名が服を脱ぎははじめたので、そそくさと退散!






本沢温泉小屋のすぐそばに、クリンソウが咲いていました。






山小屋から少し下った場所にあるテント場(たぶん600円だった記憶)。






ここで調味料グッズのご紹介、ジャジャン!

菜種油・ゴマ油・しょうゆ・みそ・唐辛子・白ゴマ・にんにく・塩・胡椒・砂糖・香草

などなどを持ち歩いておりまする。







黒ゴマベーグルに、中華風ピリ辛炒めをサンドドド~。美味しい!






雨がシトシト。木や草たちは水滴をまとって、なんだかとても嬉しそう。






そして、4日目は白砂新道をとおって天狗岳へ向かう。

がっ!ノーーーン、、、霧!!写真ではわからないけど、物凄い暴風が吹き荒れる。






とりあえず東天狗まで歩いてきました。

写真中央にうっすら見えるのが、西天狗。うん、今回は諦めよう。そうしよう。






本沢温泉へ戻る途中の東の空。光が射しこむ穏やかな空。

でも西の空は霧と雨雲に覆われていて、山を挟んで一変。







テントを撤収して、さぁーミドリ池を通って稲子湯へ下山開始!






しらびそ小屋でほんの少し休憩。






そう、この挽きたて珈琲とチーズケーキを食べるために!!







しらびそ小屋。なんて居心地のいい場所なんだろう。

窓から射し込む光がやわらかくて、木で作られた小屋もテーブルも椅子も、ギシギシ音をたてる床も、全部がやさしい。

また訪れたい場所のひとつとなりました。次回はここに泊まりたいな。






そんなこんなで無事に下山して参りましたー。もちろん〆は温泉だよね。



前半2日は快晴、後半2日は雨模様と変化にとんだ山歩きでした。

今回気づいたことは、稜線歩きよりも森の中を静かに歩く方が好きだなぁーって。


木や花や野草たちを眺めながら、雨上がりの土のにおいを感じながら、土の上で暮らす虫を観察しながら、のんび~~り歩くことが楽しくてたまらない。

マイペースでぐうたらな性格のわたしには、きっとそっちの方が合ってるんだろうな。



2013年7月20日土曜日

おもうこと。と、明日は選挙投票日。



森の中にいると、時間を忘れてしまう。そもそも時間ってなんだろう。

時間も、色も、数字も、言語も、人間の価値観に過ぎない。

この地球には人間の目には見えない、もっともっと大きな力が動いているのだと思う。







森を歩いていると、「ギーギーー」と低音のとても苦しそうな声が聞こえてきた。

鳥だろうか?怪我してるのだろうか?

音する方へ近づいていくと、今にも倒れそうな木が、風の力で左右に揺れていた。

この子は、あと少しで成長を終える。








成長を終えた木々は、長い長い時間をかけて土へと還ってゆく。

自らが養分となり、新しい生命のために、これから続いてゆく世代のために、成長を止め生きてゆくんだ。

全てのいきものたちは、そうやって気の遠くなるような時間の輪廻を生きているのだと思う。









比較的あたらしい登山道を歩いたときのこと。

道の両脇に、チェーンソーで切られた木々たちが整然と並んでいた。

わたしたち人が通る登山道をつくるために、木々の成長を止めてしまった。

それでもなお生き続ける。自然はなんて強い意志を持っているんだろう。


ごめんなさい、ありがとう。









錆付いた缶、ペットボトルの蓋やビニールも落ちていた。

数年、数十年、数百年かけても自然へとは還っていかない、人間がつくりだした物質。

何の魂ももたない物質は、土へ還らないばかりか、自然連鎖を破壊していく。



そして、目には見えない物質はもっと恐ろしい。

広範囲に広がり、徐々に徐々に遺伝子を蝕んでいく。もちろん人の遺伝子も。

もっと恐ろしいものは、遺伝子を組み換えてしまうこと。



「自分たちの食べるものや身につけるもの、暮らすところは、自分たちの手でつくる」

そんな社会に、そんな世界になればいいなと思う。




明日は選挙投票日。




2013年7月15日月曜日

<2013.7月>八ヶ岳縦走(赤岳~横岳~硫黄岳)前編


行ってきました~登ってきましたーー八ヶ岳!3泊4日でゆっくりだらだらと。

前半は快晴で縦走日和だったのですが、後半は暴風&霧のためあまり身動きどれず。

でもしあわせな4日間でした。うふふっ。



------------------------------------------------------

2013.7.11~14行程表

11日快晴 : 美濃戸口→赤岳鉱泉(テント泊)
12日快晴 : 赤岳鉱泉→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉(テント泊)
13日曇のち雨 : 赤岳鉱泉→夏沢峠→本沢温泉(テント泊)
14日曇のち晴 : 本沢温泉→東天狗→本沢温泉→しらびそ小屋→稲子湯


------------------------------------------------------



今回は赤岳鉱泉を目指すので、北沢ルートを通ります。

いいお天気で、木々や草たちもとっても気持ちよさそう。

「うふふ~あはは~」といきたいところですが、、、しかーーーし!

アブが、、、モノスゴイ数たちのアブが食いついてくるーーー!!





アブも人間もお互い必死で、1人10匹ぐらい引き連れて歩いていました。

ある人はタオルやステッキをブーメランのごとく振り回し、ある人は網メットをかぶり。

中にはタンクトップに半パンのツワモノもいたりして。






そんな闘いは赤岳鉱泉まで続き、、、やっとアブから解放される~。うぅっ。

到着して聞こえてきたのは、「ウゥーン、ウゥーーン」と重機の音。

ガガーン工事してる?と尋ねたら、アイスキャンディの撤去作業でした。






赤岳鉱泉の食堂。

少し奥に進むと本が並ぶ談話室があるのだけど、その空間とっても素敵でした。






受付を済ませて、ドマドームくんを張って、信州りんごジュース(300円ナリ)を飲みながら空を見上げて、本を読んで、ゴハン作って、青からオレンジ色に変化する空を見て、顔を洗って歯磨きして、星空を見上げながら珈琲すすって、物思いにふけながら寝袋に入って。

あぁ~たのし。ただただこういう時間がしあわせ。

そんなワケでおやすみなさーい。






そして、おはよう。2日目の本日は、赤岳~硫黄岳を縦走します。

文三郎尾根の階段。うーん、なまけた身体に堪える。







文三郎尾根を登りきったところで、上がってきた道をパシャリ。

写真中央ちょっと左下に見えるのが行者小屋。赤岳鉱泉はもうちょっと奥だよ。






西に進むと、中岳~阿弥陀岳。

前回、赤岳に登るつもりがなぜか間違って阿弥陀岳に。ほほっ。

山頂の「阿弥陀岳2,805m」を見てビックリした記憶が。不思議。あぁ~フシギ。






さぁー赤岳を目指します。鎖場がきついなり~。ひぃ~。






嘆いていたら、赤岳山頂に着いた!

山頂には先客の方が2名いらっしゃって、写真を撮りあいっこ。






素晴らしい景色だなぁ。奥に見えるのはアルプスだよね、きっと。

でも何アルプスかしらん?北??いや南!?

うふふっ、きれいだからまぁいいや~。






これから向かう横岳~硫黄岳。きゃーここを歩けるんだ~!と胸が高鳴ります。

むむむっ、でも急じゃない?結構急坂じゃない??






とりあえず頑張って下るくだる。で、振り返る。めっちゃ急だから!






高山植物もたくさんお花をつけてたよー。

この紫色は”ミヤマシオガマ”、黄色は”ミヤマキンバイ”っていうんだって。







これは”キバナシャクナゲ”。






こっちは”ハクサンイチゲ”?葉っぱの形が違う??






美しい景色だねぇ~、とお地蔵さまも温かく見守っています。







ここで歩いてきた道を振り返る。赤岳展望荘に、その奥にそびえたつのが赤岳。

あんなところから歩いてきたんだー!とちょっと興奮。






横岳への道。ハシゴ苦手、、、だって怖いんだもーーん。






でも脇の岩場には”ミヤマキンバイ”がいて、元気をもらう。

「元気だせよ、オラ~」って。かわいいヤツめ。

あっ、ひとりでいるとこんなコトばっかり考えてる気がする、、、。






横岳でちょっと一息。自家製ライ麦レーズンパンをムシャムシャ。うんまっ。

やっぱり手作りのものは心に沁みるなぁ~と自画自賛しながら、浸る。


で、このまま一気に硫黄岳→赤岩の頭→赤岳鉱泉まで下り、そしてそしてーーーー!!







お楽しみに赤岳鉱泉小屋の温泉!

ぐはぁ~温泉。しかも貸切。しあわせすぎる。ありがとう、ありがとう。






テント泊者用の調理スペースがあるので、そこで珈琲とおやつタイム。






三日月が現れて、静かに夜がやってくる。

今日もとても幸せな時間でした。ありがとう。



後編へ続く!