2015年6月22日月曜日

ご無沙汰しております。


2ヵ月ぶりの更新。
 いつの間にやら季節はめぐっていました。

白馬ベルグハウスでの勤務を無事に終え、
実家のある大阪に戻ってきました。
  期間は未定ですが、当分のあいだ大阪で働く予定です。

 なんといっても14年ぶりの実家暮らし!
どきどき、わくわく。
母との時間を大切にしよう、
そんな気持ちを携えて。

 


 

これまで母子らしいことを何ひとつしてこなかったので、
戻ったら、あれやこれや一緒にやろうと思っていたことがいくつかあります。

 そのひとつが、お出掛け!






 ならまちのカフェでお昼ゴハンを食べて、
雑貨やお菓子を買って、
奈良公園でシカと戯れながら柏餅をほおばって。

穏やかな時間だね~と話しながらほのぼの。







  別日、藤井寺の『道明寺手作り市』へ。

母「こんなイベントがあるのね~」
と興味を示してくれたもよう。
ちゃっかり列に並んで焼菓子とパンをゲットしておりました。





 

ベーグル屋さんのこの木枠ケースがめちゃツボでした。
これはいつか手に入れたい。








 そして念願の山登り!

今まで、山や自然にあまり興味を示さなかった母。
わたしが山の話をしても、「へぇ~よくやるわね~」ぐらいの反応だったので、
今回おそるおそる誘ってみると、、、

「行く行く~」と目を輝かせ、
一週間前からリュックを出して準備してました。笑
 
 



いざ、新緑の金剛山へ。
なんと、母は50年ぶりの山登りです。

大丈夫かな・・・とわたしの心配をよそに、
スタスタスタと登っていき、振り向いてこの余裕の表情。
母ツヨシ。





 「頑張れたのはこのお弁当とお菓子のおかげ」と言って、
嬉しそうに、そしてとてもおいしそうにお弁当をほおばる母。
 これこそ至福の時間だね、と話をしながら。

「次はどこに登る?次の山のために体力つけないと。」
そんな意欲的な母の姿をみて、おどろく娘。
母ってこんな人だったんだ!?という発見と、
娘に歩み寄ろうとしてくれている、母の気持ちがうれしかった。

いつか大好きな長野の山に一緒に登りたいな。
あの景色を、あの稜線の気持ち良さを味わってもらいたいな。
早く車がほしーい。





今年1月に父が他界し、
母はこの先の人生、ひとりで歩んでいかねばなりません。
わたしも弟もずっと母のそばに居れるわけではないことを、
母が一番理解していて、みんなに迷惑を掛けないようにと、
健康でいるための努力をしています。

母の趣味が見つかり、もっと外の世界へ興味を示してくれるといいな。
そんな願いを込めて、母をヨガに誘いました。
ヨガ教室は母と同年代の人が多いようで、週3日楽しそうに通っています。
 1人でウォーキングも始め、家では腹筋などの自主トレもしたり。笑
パソコン検索を覚えようとしてくれたり、新しい料理に挑戦したり。
良い方向に進みだしているように思います。




そんな今日は父の日でした。

毎年恒例のプレゼントだった、チーズケーキと焼菓子を焼いて、
 父にお供えするのも忘れて自分たちだけでパクパクと。
食べ終わったあとに、「あっ!」と気づく始末。笑
美味しいものを目の前にしたら、そんなものだよね~と笑いながら。








そんなわたしはというと、ここ半月ぐらい心が不安定な状態でした。
 彼のわたしへの気持ちが分からなくなり、勝手に不安になったり。
自分にとっての幸せとは何だろう?とか、
そんなことを考えていました。

 自分の欲ばかりが先行して、多くのことを求めすぎていたんだと、
将来の理想や相手に執着しすぎて、今が見えてなかったんだと、
そんな当たり前のことにやっと気づきました。

人や変化する諸々に幸せを求める限り、真の幸福は見つからない。
自分自身で、今あることに感謝をして満足すること。
足るを知る。
シンプルでいること。

それは、人間関係・今置かれている状況・自分の能力・
物質的なもの・環境・健康、すべてにあてはまること。
未熟者なわたしは、毎度頭を打ちながら学んでいくのだろうな。

 

あっ、写真は試作中の焼菓子たち。
米油を使ったシンプルなクッキーです。






これから少しずつヨガを生活の一部に取り入れるべく、
勉強していこうと思います。

それと洋裁も。
身にまとう衣服や小物を自分で作れるようになること。

焼菓子のオンラインショップ開設と、
手作り市などの出店もやってみたい。
これには営業許可がいるので、それなりの資金と場所を確保せねばなのだけど。
コンセプトは地産池消で、素材にはとことんこだわるべし。

 言葉にするのは簡単。
実現すべく計画を立ててやっていかねば。
一番ニガテなことだけど・・・でも実現させたいからやるんだ。
今あることに感謝しながら、今の感じる感覚や気持ちを大切にしながら、
精進していこう。
こうして文章にするとスッキリ。
さぁー進もうっと。