2013年4月11日木曜日
断食療法の科学
「断食療法の科学」
フランスで製作されたドキュメンタリー番組。とても興味深い内容でした。
断食は病気治療に効果があるのか?
ドイツ・ロシア・フランス・アメリカで、科学的研究が行われました。
その結果、精神疾患、気管・心臓・胃腸・消化器・関節の疾患など、様々な病気の治療に効果があることが実証されたのです。
飢餓状態に陥ることで、細胞ができるかぎり身体を守ろうとする「自己調整機能」が働き、治癒能力が促進されるのだそう。
番組の最後で、締めくくっている言葉が印象的でした。
「”消費しないこと”に意味があるという価値観がうまれる。
断食療法の研究は、病気をビジネスチャンスととらえるような、現代のヘルスケア市場に疑問をなげかけるもの。」
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そんなわけで、朝食推進運動や三食毎食バランス良く食べよう!という世の中に疑問をもってみた。
この流れを作ることで大量消費を促し、利益を上げ、一部の企業がイヒヒッと笑う。
全ては企業の利益のため。健康や安全なんて関係なく、いくつもの事実は隅に追いやられてしまう。
現代社会のこの大きな欲望の渦はどこに向かうのかな。
自然とともに暮らすいきものや、大地をどこまで傷つけるのかな。
でも、そんな現代社会の恩恵をどっぷり受けて生活しているのも事実で。
恩恵を受けているにも関わらず、批判するのはただの偽善者で。
でもでも、その矛盾の中で暮らすのは苦しいな。
なんて、マイナスな発言をしてみた。いかん、いかん。
菜食で身体の調子がよい人もいれば、肉食が身体に合う人もいる。
狩猟民族、農耕民族など民族によってももちろん違う。
何かひとつが正しいというわけではなく、それぞれに合った方法があるんだと思う。
そのことを理解した上で、自分の身体に合うものを選択していけたらいいな。
大自然の力を借りて、暮らせたらいいな。
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「ヤクが崖を走りまわってるのな。そいつらの肉は本当においしいんよ。」
ずっとずっと心の中にある言葉。
この言葉に全ての意味が含まれていると思う。
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