3日目は塘路からJR釧路本線に乗ってガタンゴトン、川湯温泉までやってきました~。
電車の運行は、2時間に1本ぐらいのペースなので御注意を。
川湯温泉駅前には、cafe&パティスリー店や、雑貨&パン店、骨董品店などお洒落なお店が並びます。
駅からバスで5分ぐらいの場所に川湯温泉街があり、近辺にビジターセンターや硫黄山へと続く散策路のスタート地点が存在します。
硫黄山までの散策路。つつじヶ原のツツジのベストシーズンは6月中旬~7月中旬あたり。
そんでもって10月末はオフシーズンとあって、歩いてる人が誰もいない、、、。
なんと標高500mぐらいの低地に、ハイマツやコケモモなどの高山植物が暮らしてるんだよ!
左が硫黄山(正式名称:アトサヌプリ)。アトゥサ=裸・ヌプリ=山で”裸の山”という意味らしい。
詳しいことはやっぱりwiki様で。
そしてやっぱりここにも、中国人観光客の団体様が、、、いつも勢い負けしちゃう。うぅっ。
火山ガスがゴォーゴォープスプス~と音を立てて噴きあがっています。
「、、、くさい」、この一言に尽きる。
その後、屈斜路湖原野ユースにて1泊。なんだかきれいな宿でした。
「なかまの家」に到着!ここで過ごしたお話はまた別の記事でご紹介。
でね、なんと宿主のさきちゃんとは同い年。オフシーズンとあってお客さんもわたし1人だったり、2~3名だったり。
そうなると行くよね、やっぱり。うふっ。
天井が高くとても開放的な空間に、様々な雑貨やテーブルが並べられています。
居心地が良すぎて困っちゃう。
「にわとりあげます!」
こんなお知らせが店内にフツーに貼ってあるってすごいなぁ。
欲しい、欲しい、ほしーーー!!定住してたら絶対もらいにいくだろうな。
すぐ近くにある、土日のみこっそりOPENしている骨董品屋さん「温古知新」さん。
”富士のパン”このパンの番重ほしかったー。心安らぐ、とても雰囲気のいい素敵なお店なのでした。
あっ、あとねパン&雑貨のPANIPANIさんも近くにあって、カフェ好き女子は楽しめる場所だと思う。
その後、道東のネイチャー写真を撮り続けている横山宏さんの写真展へ。
写真の世界を旅したあとに向かう先は、「地平線の見える大牧場、多和平」。
360℃見渡せるキャンプ場があり、車旅で来たときは絶対ここでテントを張ろうと決めたのでした。
宿の玄関先から見る夕日。ほんとしあわせだ。
楽しい日々は過ぎ、さぁー茅ヶ崎へ帰る日です。一両編成の列車に揺られてガタンゴトン。
湿原や田園風景を抜けたあと、ババ~ンとオホーツク海が姿を現します。
なんとな~く下車した「北浜駅」の駅舎。すごい!壁一面に名刺やメッセージが。
みんなこうして足跡を残していくんだね。
無人駅舎に隣接する喫茶店。カウンターから眺めるキッチンはどこか懐かしい。
ジャジャーーン!ほたてカレーだよ。でっかいホタテが5つぐらい入ってたよ。うんま。
電車に飛び乗り、次の駅「藻琴駅」でまた下車。
地図を見たら、歩いていけるところに湖があったので、そこに向かう。
今回の相棒さん。たぶん10kgぐらい。
風に身をまかせてススキが気持ちよさそうに揺れております。
なんて気持ち良さそうなんだろう。
白鳥は越冬のため、餌を求めてシベリアから遠く離れた日本へ渡ってきます。その距離なんと3000~4000km。
10月上旬にシベリアを出発し、10月中旬~下旬に北海道の湖や沼にたどりつき、半年後の4月下旬ころ再びシベリアの繁殖地に向けて帰ってゆくのです。
渡り鳥たちに国境なんてないのだ。そもそも国境なんて人間が勝手に決めたこと。
あの翼で自由に空高く。
インディアンのクリンギット族の神話では、ワタリガラスは創造主として登場していて、
ワタリガラスが森を作り、炎を使っていきものたちに魂を与えたのだと。
鳥のように自由に、逞しく、生命力溢れる生き方をしたいものです。
その自由を、わたしたち人間の手で奪ってしまわぬよう、
全てのつながりを感じながらこれからの生き方を考えたいものです。
夕日が沈み始めたころ女満別空港へ。
そんなこんなで楽しく、素敵な出会いのあった道東旅行なのでした。
出逢ってくれてありがとう。大好きになりました。
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