行ってきました~登ってきましたーー八ヶ岳!3泊4日でゆっくりだらだらと。
前半は快晴で縦走日和だったのですが、後半は暴風&霧のためあまり身動きどれず。
でもしあわせな4日間でした。うふふっ。
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2013.7.11~14行程表
11日快晴 : 美濃戸口→赤岳鉱泉(テント泊)
12日快晴 : 赤岳鉱泉→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉(テント泊)
13日曇のち雨 : 赤岳鉱泉→夏沢峠→本沢温泉(テント泊)
14日曇のち晴 : 本沢温泉→東天狗→本沢温泉→しらびそ小屋→稲子湯
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今回は赤岳鉱泉を目指すので、北沢ルートを通ります。
いいお天気で、木々や草たちもとっても気持ちよさそう。
「うふふ~あはは~」といきたいところですが、、、しかーーーし!
アブが、、、モノスゴイ数たちのアブが食いついてくるーーー!!
アブも人間もお互い必死で、1人10匹ぐらい引き連れて歩いていました。
ある人はタオルやステッキをブーメランのごとく振り回し、ある人は網メットをかぶり。
中にはタンクトップに半パンのツワモノもいたりして。
そんな闘いは赤岳鉱泉まで続き、、、やっとアブから解放される~。うぅっ。
到着して聞こえてきたのは、「ウゥーン、ウゥーーン」と重機の音。
ガガーン工事してる?と尋ねたら、アイスキャンディの撤去作業でした。
赤岳鉱泉の食堂。
少し奥に進むと本が並ぶ談話室があるのだけど、その空間とっても素敵でした。
受付を済ませて、ドマドームくんを張って、信州りんごジュース(300円ナリ)を飲みながら空を見上げて、本を読んで、ゴハン作って、青からオレンジ色に変化する空を見て、顔を洗って歯磨きして、星空を見上げながら珈琲すすって、物思いにふけながら寝袋に入って。
あぁ~たのし。ただただこういう時間がしあわせ。
そんなワケでおやすみなさーい。
そして、おはよう。2日目の本日は、赤岳~硫黄岳を縦走します。
文三郎尾根の階段。うーん、なまけた身体に堪える。
文三郎尾根を登りきったところで、上がってきた道をパシャリ。
写真中央ちょっと左下に見えるのが行者小屋。赤岳鉱泉はもうちょっと奥だよ。
西に進むと、中岳~阿弥陀岳。
前回、赤岳に登るつもりがなぜか間違って阿弥陀岳に。ほほっ。
山頂の「阿弥陀岳2,805m」を見てビックリした記憶が。不思議。あぁ~フシギ。
さぁー赤岳を目指します。鎖場がきついなり~。ひぃ~。
嘆いていたら、赤岳山頂に着いた!
山頂には先客の方が2名いらっしゃって、写真を撮りあいっこ。
素晴らしい景色だなぁ。奥に見えるのはアルプスだよね、きっと。
でも何アルプスかしらん?北??いや南!?
うふふっ、きれいだからまぁいいや~。
これから向かう横岳~硫黄岳。きゃーここを歩けるんだ~!と胸が高鳴ります。
むむむっ、でも急じゃない?結構急坂じゃない??
とりあえず頑張って下るくだる。で、振り返る。めっちゃ急だから!
高山植物もたくさんお花をつけてたよー。
この紫色は”ミヤマシオガマ”、黄色は”ミヤマキンバイ”っていうんだって。
これは”キバナシャクナゲ”。
こっちは”ハクサンイチゲ”?葉っぱの形が違う??
美しい景色だねぇ~、とお地蔵さまも温かく見守っています。
ここで歩いてきた道を振り返る。赤岳展望荘に、その奥にそびえたつのが赤岳。
あんなところから歩いてきたんだー!とちょっと興奮。
横岳への道。ハシゴ苦手、、、だって怖いんだもーーん。
でも脇の岩場には”ミヤマキンバイ”がいて、元気をもらう。
「元気だせよ、オラ~」って。かわいいヤツめ。
あっ、ひとりでいるとこんなコトばっかり考えてる気がする、、、。
横岳でちょっと一息。自家製ライ麦レーズンパンをムシャムシャ。うんまっ。
やっぱり手作りのものは心に沁みるなぁ~と自画自賛しながら、浸る。
で、このまま一気に硫黄岳→赤岩の頭→赤岳鉱泉まで下り、そしてそしてーーーー!!
お楽しみに赤岳鉱泉小屋の温泉!
ぐはぁ~温泉。しかも貸切。しあわせすぎる。ありがとう、ありがとう。
テント泊者用の調理スペースがあるので、そこで珈琲とおやつタイム。
三日月が現れて、静かに夜がやってくる。
今日もとても幸せな時間でした。ありがとう。
後編へ続く!