2012年11月11日日曜日

根源とは。






『自分の持っているもので、そのルーツの全てがわかるもの
(例えば、綿ならどこの種を使って、誰がどこでどのように作っているかがわかるもの)
を集めて、小さい祭壇を作ってみなさい。
まず、その集めれる物の少なさにあなたは驚くだろうし、
いかに根源との繋がりを人間が切断して来てしまったか、感じさせられるだろう』


これは大切な人が教えてくれた、マヤのシャーマンの言葉。




この言葉にすごくすごく衝撃を受けたよ。

わたしの今の暮らしの中で、ルーツのわかるものはあるんだろうか・・・って。



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種は命。
あの小さな中には命がつまっている。

種が育ち、木や草となる。
木が酸素をうむ。
木が家となる。

種が育ち、農となる。
農を食し命となる。

種が育ち、綿となる。
綿が糸となり、布となる。
糸や布が衣となる。


そして、土と雨の恵みによって種は育つ。



土に宿るさまざまな命の循環。
生まれ育ち絶える。自ずから然らしむる、ということ。
自(おの)ずから然(しか)らしむる、それが”自然”ということ。


大地は、”母なる大地”。
生あるものは大地から生まれ、大地に養われ、大地に死す、ということ。
すべてはひとつ、ということ。


自然とともに暮らすとは、
理に添い応じ、自然と衣食住をともにする。ということ。


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これが今のわたしが考える衣食住の根源。

そして、
大地を感じ自然と共にシンプルに暮らしていきたい。



今までぼんやり描いていたことをこうして言葉にすると、
道が見えやすくなった気がする。

これから先どう変わって行くかはわからないけれど、
でも、この思想がわたしの根底となるのだと思う。



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これを心において、今できること、そしてこれからどう歩いていくか、
長いながい目で考えていけたらいいな。

いずれかは何処かにとどまって暮らしたいけれど、
でもその前に世界の美しいものを見てみたいし、世界の大地を感じたいなぁー、なんて。

まだまだやりたい事も、欲もたくさん!
バランスを取りながらね。ほほっ。




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